こんばんは^^あんちょびです。
最近は、バンクーバーのニュースをチェックしていて今からバンクーバー生活の準備を始めている私です。
今日は気になったニュースから、留学で得られることについて書いてみたいと思います。
海外で生活する
留学をするということは、生活をしながら観光旅行とは違った視点になれることが一番の魅力ではないかと思います。
現地での何気ない日常を体験し、地元の人達と触れ合ったりしながら、その国の文化や人々の生活やニュースなどでは分からない空気感を肌で感じたいです。
今こうやってカナダについてアンテナを張っていたり、調べたりしながらでもカナダを身近に感じるようになりました。
それだけでも留学を決意した甲斐がある気がします(笑)。
私の場合自分の希望に合わせて探したので、ステイ先は完全にホストと別れた生活(1階と2階)でホストとの会話はないかもしれないのですが、頑張って色々な人との交流をもつと固く決意しています!
カナダの難民受け入れ
そんなこんなで、毎日のようにカナダの生活をイメージしつつ、ニュースを取得しております。
カナダでは昨年より積極的にシリア難民の受け入れを行っていますが、今日見つけたものはシリア難民の生活を伝えたものでした。
参考:
カナダ、シリア難民2万5000人受け入れへ
カナダ首相、シリア難民を自ら歓迎
ノースバンクーバーのシーモア山で楽しそうに雪遊びをしている子供達が紹介されている記事です。
Newly arrived Syrians enjoy snow day on Mount Seymour
あどけない笑顔を見ると「ああ、良かったね〜」と思いますが、難民の受け入れは単純なものではないことが想像できます。
すでに、3月28日までに26,200人を受け入れしているそうですが、今後も受け入れは続くのでしょうか。
カナダ留学をした友達から、中国人や日本人の移民についてはかなり厳しく、なかなかVISAが取れないようなことを聞いていたので積極的に受け入れをすることが不思議な気もしたのですが、単純に人口を増やしたい増やしたくないの問題ではなく、あくまでも弱い立場の人を守るという意味での受け入れということなんでしょうね。
ただ、やはりヨーロッパでの移民受け入れによるテロの影響が懸念されるので、独身男性は除外されるということなのですが、隣国アメリカの政治とも絡んだり色々と反響があるようです。
CBC(カナダ国営放送)ニュースは以前、カナダは家族連れと独身女性、子供しか受け入れないことになるという匿名の情報を引き合いに、難民擁護派の懸念を伝えていた。独身男性は安全保障上のリスクが高すぎるという考えによる選別だ。
参考:Canada’s Syrian refugee plan limited to women, children and families
「難民受け入れます(ただし独身男性を除く)」の波紋
カナダの経済
難民を受け入れるということは、衣食住を提供するということで、気持ちだけではなくお金も必要となってきます。
そもそも、カナダの経済は安定しているのでしょうか。
カナダ統計局が発表した内容によると、1月の失業率は7.2%です。
Unemployment rate
雇用者数は5700人減少し、2013年12月以来の数値となっています。
他国の人が仕事を見つけるためには、自国の人の職を奪うことになるのでよほどの事がない限りはVISAの費用を持ってまで採用しないと言われるのもうなずけます。
ちなみに日本は3.2%です。
参考:完全失業率、1月は前月比0.1ポイント低下の3.2% 「改善傾向続く」
仕事が余っていないとすれば、受け入れた人達の仕事は、どうやって提供されるのかという疑問がわきます。全員が全員、英語を話せるとは限らないし、いつまでも、手当や保護をされるわけではないだろうし・・・
語学学校が多いカナダならではの語学インターンや職業訓練なども行うのかもしれないですが、いずれにしても国からお金を出すか、学校側がボランティアになるのでしょう。
実際カナダの人達は受け入れに賛成しているの?
次に、実際のところ、カナダの人達はボランティアを行ってもいいくらいに国中で賛成しているのかという疑問がわきます。
難民受け入れに対しては、Canadian support for Syrian refugee plan up slightly: pollによると、52%が賛成、反対が44%のようです。
今のところ、ほぼ半々ということなので、今後の課題や政策次第で世論が変わってきそうな気配です。
実際のところは、ニュースに現れない課題などがあるのではないかとも思います。
話が長くなりましたが、こういったことはきっと現地に行けばもっと現実味を帯びて感じることができるでしょう。
留学をすることで、英語を学ぶだけでなくカナダを肌で感じてきたいと思います。