イギリスのパン職人ポールハリウッドの動画を見ていたせいか、関連としてイギリスのクリスマス準備のレシピ動画が目についた。
もくじ
ミンスパイ?
その動画の中ででてきたミンスパイという小さなパイ。イギリスで食べられるクリスマスの伝統的なお菓子らしい。
知らない、なんだろう。食べてみたい。
作り方を見ている分には、小さなパイの中にお酒に浸したフルーツ類を入れて焼くみたいだけど…
ミンスパイを調べてみる。
英語でmince pieと書き、ミンスミートを包んだ小さなパイで、クリスマスに食べるお菓子らしい。
ミンスミート?
mince はみじん切りの意味で、本来はひき肉のことでミンチの語源にもなってるらしい。
じゃ、ミンスパイはお肉が入ってるのかというと、そうじゃない。
ミンスミートといったら、レーズン、カランツ、リンゴなどのドライフルーツ、ナッツにシナモン、クローブ、ナツメグなどの香辛料を加え、ブランデーやラム酒などが含まれる甘い混合物のことをいうらしい。
美味しそう…どうしても今年食べたい!
Walkerからでているミンスパイ
日本で手に入るミンスパイを探すと、ショートブレッドでお馴染みのイギリスのメーカーWalker(ウォーカー)が出しているミンスパイがあると分かった。
早速、次の日成城石井で見つけた。ミニサイズで9個入り。食べ切れるか不安ながらもどうしても試してみたくて買ってみた。
カルディにもそれらしきものがあるかと思ったけど見つけられず、ばら花弁、ココナッツピース入りのジャンナッツのクリスマスブレンド2024を購入。
さてお味は?
ミンスパイは焼く方が美味しいと書いてあったから、アルミケースに入ったままのパイを220度のトースターで3分ほど温めた。
すぐに、ほわーんと、かいだことのない香りが漂ってきた。いい香り。
少し焼いただけで、生地がフニャッとなった。
わくわくしながら食べてみる。
ん?!
甘い食べ物じゃないみたい。乳酸菌!という感じの酸味ある香り漂よう。
おいしい!
餡子のような見た目のとおり、しっかりとした甘さがバターのパイと重なっておいしー。ほんわりスパイスの香りが漂う。
やんわりとなった上部のパイとサクサクした土台の組み合わせが楽しい。
結構甘いのに1個食べ終わったらもう1個手が伸びていた。
残念ながら主張し合うこのライチフレーバーのジャンナッツの紅茶との組み合わせは失敗。もっとノーマルな紅茶の方があうはず。
写真では見えてないけど、ココナッツ片も大きいのが入っていて、かなり香りが強い。
後味はカレーみたいなお料理系スパイスを感じる。ミートパイみたいな香りともいえるよーな。表示にはミックススパイスとある。なにがミックスされているんだろう。
別の日に焼かないままで食べてみたら、上の生地はザクザク感があってそれはそれでも美味しい。
でもどちらか選ぶなら温めるかな。