台北から帰ってヌガークラッカーばかり食べてる

台北で買ったヌガークラッカー。現地で味見をしていなかったもんだから、こんなに美味しいとは思わなかった。特に「佳賓餅家 Jia Vin Bakery」のミルクティー味(泰式奶茶牛軋餅)が絶妙に美味しい。永康街にあるお店はとても小さい店舗で、ガイドブックで見て買いにきただけだったからとりあえずお得になるという3箱セレクトで買ってみたのだった。

甜満 ティンマンと佳賓餅家を目指して

旅行に行く前に、ヌガークラッカーを検索してみたら、本に載ってた佳賓餅家は前から人気だけど、同じ永康街にあるティンマンのネギヌガーが並ばないと買えないとかで流行っているらしいことを知り、お土産に良さそうだし買えたら買ってみようくらいのノリで行ってみた。

平日の午後だったからか、2人並んでいるだけですぐに買えた。ネギの四角いのと、丸いプレーンなのの2種が、店の外で出だし弁当のように販売されていた。店内ではどんどん増産している様子がみえたからある程度手に入るようになっているのかも。

ネギじゃない方はプレーンなのか聞きたくて、(日本語寄りの発音で)「ワットテイスト?」って聞くと、台湾語で返事がきて、困ってぐずぐずしているとお店の人も困った感じの雰囲気になり、後ろに人が並び始めたところで、相棒が「両方ください」と言って解決した。

ネギは嫌いじゃないけど、ネギじゃないのがあるならネギじゃないのが食べたかったけど、ネギが入ってない方は丸く、ネギの四角のよりもヌガーがはみ出ていない=ヌガーの量が少なそうなのが気になった。資格のクラッカーからはみ出している真っ白なヌガーが美味しそうに見えるのに、おんなじのじゃないなら丸いのはいらないんだけどな・・・。

そして日本に帰り実食。

透明のプラスティック箱はしっかり封がされているわけでもなく、ぱかっとあくようになっていた。

丸いやつから食べる。
これは・・・、あれだ。塩気の効いたサクサクのクラッカー(「リッツ」にそっくり)に薄甘いミルク味が挟まっている。ヌガーの量がクラッカーに対して少ないからあまり分かりにくい。あっさりしててパクパク食べられる感じ。期待してたほど変わり目ではない。ヌガーは柔らかく、よりリッツのクリームサンドが頭をよぎる。あと、クラッカーの生地の香りがやや外国っぽい苦手な感じ。

そしてネギも恐る恐る食べる

いよいよ本命のネギ。やっぱり人気の商品を食べてみないとね。

さっきの丸クラッカーはサクサクしていたけど、こっちは少ししっとりさがある。ヌガーがくにょんと少し歯応えがあり、「変わっている味だけど確かに美味しいかも」ってなった。

これは美味しい、ちょっと洋食を食べているような不思議な感じ。ヌガーの量がちょうどいい。断然丸いのよりもこっちの方が美味しい。そして気づいた、この香りクノールのきのこのポタージュの粉の味(香り)に似ている。朝食に良さそう。

個包装されていないから、丸い方は冷凍することにした。

続けて佳賓餅家 Jia Vin Bakery のコーヒーを食べてみる

元々本に載っていたのはコーヒー味。これを目指して買いに行ったからもちろんこれと、あと紅茶が好きだからミルクティーと、美味しそうな響きの黒糖を選んだ。抹茶も気になったけど、その時ちょうど雨上がりの湿気のせいか眩暈が始まり、とにかくパッと買って帰るくらいしか自分の身体がもたなかった。

ほんとうは感じの良い店員さんが試食を勧めてくれていたのに、それも断りとにかく3箱買ったのだった。

それにティンマンのも先に買えていたし、そんな感じでそこまで期待はしていなかった。

なのに、こっちは小さいからサクサククラッカーとヌガーとの比率がちょうどいい!いい感じのコーヒー味。焙煎の香り強いからコーヒー苦手な私はたくさんは食べれなそうだけど、美味しい。

ミレービスケットみたいな硬めのクラッカーに塩気があって、挟んだヌガーの甘さがほどよくてくせになる。ヌガーはちょっと硬めの方が好き。温度で柔らかさが変わるらしいけど、ティンマンのより硬い感じがする。

この小ささがとっても良い。このヌガーとのバランスすごくいい。

ミルクティー味(泰式奶茶牛軋餅)は最高!

味でいえばミルクティーが一番好きだった。黒糖もかなり好きだけど、ミルクティーは別格に好み。
最初食べると紅茶の香りがしないとおもいきや、かじると渋めのお茶の焙煎した香りとミルクがマッチしたとても美味しい味。紅茶っぽくないので、最初はほうじ茶か烏龍茶かなと思ったけど、成分表にはThai milk tea タイミルクティーと書いてあった。俄然タイミルクティーが気になってしまう・・・。あまりにも気に入って、これを3箱買ってくれば良かったとおもうくらい。もちろんコーヒーも黒糖もかなり美味しいのだけど。

日本で手に入るようになったら良いのにな。