グデグデ可愛いぐでたまさんの本「ぐでたま理論」を読みました。
この本は、「ぐでたま」に共感する人=「ぐでたまティスト」の「幸せな生き方」について解説してあるものです。
なぜ、彼らは、名誉やお金がなくても幸せなのか。
なぜ、彼らは、頑張らなくても満たされているのか。
なぜ、彼らは、夢や希望がなくても毎日楽しいのか。
いまの主流は、低燃費な生き方。そこにこそ、誰もが幸せになれるシンプルなメソッドがある。
そして、この理論は低燃費な生き方をする若者たち、さとり世代(欲がないと言われている世代を指す。2013年の新語・流行語大賞にノミネートされた言葉である。世代の範囲は概ね1990年代に生まれた世代とされる。)にもつながる思考らしいです。
その中で、海外旅行は行かないというページがありました。
だって、日本ほど安全な国もないし、危険を冒してまで高いお金を出さなくても、日々の暮らしに満足できるというのがさとり世代では主流のようです。
もくじ
海外旅行は行きたくなってから行けばいい
日本ほど安全な国はない!
そうだ、そうだ。
海外に出ると本当にそう思います。便利だし、綺麗だし、美味しい物もたくさん食べられるし。
ぐでたまティストの考えに、そうだよねーそうだよねーと頷く次第でした。
「さすが低燃費でクール。理にかなっている。」
と。
良いよね、好きなことにお金をかければさ
私自身は、海外が好きで、行けることなら毎月行ってもいいと思うくらい海外旅行で得られる経験に価値を感じていて、ましてや留学に行ってからはなおさら海外での経験は得難いと思ってます。
それでも、行きたいと思っていない人に無理に行った方がいい、ましてや行かないことに対して最近の若者は変だみたいなことをいうのは変な話ですよね。多分マーケティングの視点からすると、売れないと困るからだと思うのですが・・・
実際若者だって行きたい人は何とかお金を作って旅行したり、奨学金もらって留学したり。
中には、100万円位で世界1周してしまう人もいるし、(参考:航空券だけで33万円の世界の旅ルートを紹介した本)、行きたいと思った時に行けばいいと思います(笑)。
そもそも、最近の若者は海外旅行をしないというけれど・・・
最近の若者は海外旅行に行かないというフレーズはちょこちょこ聞いたことがありますが、自分が旅行に行った際に若い子が全くいないなと感じたことがないので、前から半身半疑でした。
そこで、本当に減っているのか調べました。
日本旅行業協会のページを見ると、2010年から2015年までの「海外旅行者の性別・年齢階層別構成比率」がグラフ化されています。
直近の5年間の変化をみると、年齢別構成比で男女ともに20代、30代と60代に減少がみられる。
とあるのですが、数字に強くない私としては、%だとごまかされている気がするのでさらに人数を出してみました。
超即席な表・・・
四捨五入切り捨てて、2010年が2,695,230人、2015年が2,529,351人。
う〜〜〜。
予想を反して減っていました。(笑)
16万5,879人も(笑)
30〜39歳代もへってるし合わせて若者世代とするとやはり減っているのは間違いないようです。
とは言っても、60-69歳代も減っているので一概に若者だけではないんですよ〜。ねえ。