出版した本の内容を間違えたら

エッセイに書いたカフェをブログとして書こうとした時に、似た名前のカフェがあり、「しまった!名前を間違えてしまった」と慌ててしまいました。結果として、今回は間違えてなかったのでホッとしたのですが、もしそのようなミスに気づいた場合の心構えをせっかくなので記録しておきます。

本を出版して、誤った情報が含まれている場合

読者に対して謝罪し、正しい情報を提供する方法をすぐに考えましょう。

自分のウェブサイトやソーシャルメディアなど、オンライン上で読者に対して訂正情報を提供することができます。誤った情報が含まれた本を購入した読者に対して、オンライン上で正確な情報を提供し、謝罪することが重要です。

読者からの問い合わせがほとんどない場合でも、誤った情報を訂正するために、読者に対して誠実に対応することが重要です。Kindle版であればすぐに修正して再出版はできますのですぐにやりましょう。

自責の念に対して

誤った情報を含んだ本を出版してしまった場合、例えばkindle本であればすぐに訂正できて便利ですが、すでに購入してくれた方に対しては、通知がいくかどうかはamazon側で判断されます。最初に買ってくれた人に対して一番にお礼を言いたいのに、もしその人に修正が届かないのならとても残念です。

それを知っていたので、「どうしよう!」となりました。とても嫌な気持ちになり、こんな場合どう気持ちを納めたらよいか考えました。結局、このような状況を自己批判することで終わっては、自分自身が成長できません。やはりここは成長の機会だと思うのがいいでしょう。

例えば、誤った情報を含んだ本を出版してしまった場合、自分が行った情報収集方法や、確認の不足について反省することができます。今後同じようなミスをしないために、より注意深く、正確な情報を集める方法を模索しようと決意できます。もちろんそれでもしてしまうからミスなんですが・・・

そして謝罪や訂正情報を提供することで、誠実に対応することによって、自分自身が学び、成長することができるのではないでしょうか。

ミスに対して自己批判は必要ですが、自分自身を責めすぎることは避けるべきです。誰しもミスをすることはあるものであり、そのために反省し、学ぶことが大切です。

この記事の経緯

参考程度にこの記事の元になった間違えてしまったかもと思ったカフェは、「future bistro」というトロントのカフェです。チーズケーキが有名で食べに行きました。

なんとかなる?!英語ができない初のひとり旅 in カナダ」というエッセイで登場させたのですが、出版後にブログでも写真付きでカフェの紹介をしようと記事をかいていたところ、
同じトロントで「future bakery and cafe」という名前でチーズケーキが有名なカフェがあり、似たような評判で似たようなチーズケーキの写真があり、しかも複数店舗があるということを知り、「ああ、なんだ。わざわざそこの店舗まで行かなくてももっと宿から近くにもあったのか」と思ったほど同じお店だと勘違いしました。

アクセス方法を記載する際に、カフェの名前が微妙に違うことに気づき「もしかしてエッセイの方もまちがえたかも!?」と焦り、もし万が一にでも読んでくれた方がそのカフェを目指すなんてことになったら?・・・よし、再出版するぞと意気込みましたが、原稿ファイルを開きちゃんと「future bistro」になっていたので安心しました。でも、あの焦りと自責の念の対処について記録しておこうと書いてみました。

もしこの記事が誰かの似たような状況で役に立てたら嬉しいです。