京都のお菓子屋さん「末富 すえとみ」の「薄紅 うすべに」という上品なお菓子があります。
見た目では柔らかいのか固いのか想像できないこのお菓子、気になって食べてみたところ、
ふやきせんべいが梅肉を挟んでいて、柔らかくあまじょっぱい、なんとも言えない美味しさでした。
もくじ
6枚入りのお箱
もっとたくさん食べたいけど、高価なのでいつも6枚入りで我慢です。
和紙の蓋でできた箱を開けると、鏡餅のお供えの時に使う赤白の紙が敷かれていて、そこに和紙で包まれたものが2個入っています。そしてそれぞれ3枚ずつ入っています。
写真は一枚抜いた後です。
特にプラスティックで包まれているわけではなく全て紙なので、しけらないが心配になるのですが、元々柔らかいお菓子なので大丈夫です。
なんて上品〜
見た目からして繊細な薄ーい淡ーいピンク色のお菓子で、優雅なお茶のひと時を楽しめるのがいいです。
食感は柔らかく、外側は薄い網目のものがモナカの皮のようなものを伸ばした感じのもの。食感はしっとりとしていて、片面に薄く砂糖のようなものが塗られているけど、多分気づくことがないくらいの薄甘さ。
全体的に塩の効いたお菓子で、挟まれた中身はジャクジャクした梅の砂糖を固めたようなもので、宇治茶などの渋みのあるお茶とよく合いますよ。
パンチがあるはっきりした味だからか、薄いのに1枚でも十分な満足感を感じます。
ちょっとした贅沢な気分を味わいたいときにぴったりです。