ロンドンのバブに一人で行ってみた(食事のみ)

ロンドンのバブに一人で行ってみた(食事のみ)

朝から晩まで楽しめるロンドンのパブチェーン「Shakespeare’s Head (Wetherspoon)」。ファミリーでも入りやすいと評判のお店です。1人ご飯(アルコール無し)でも大丈夫そうか旅行中にチャレンジしてみることにしました。 イギリスのパブとは? パブは、イギリス発祥のお酒を提供するお店のことです。パブリック・ハウス(Public House)の略で、パブ(Pub)と呼ばれています。もともと、ただお酒を飲むというよりは、町の中にある宿泊できたりする便利な社交場だったそうです。 色々な年齢層にとても親しまれていて、キッズルームがあるパブも在するほど市民に馴染みのあるものです。ロンドンの街中では、夕方くらいにパブからはみ出て(立って飲んでいる人が多い)ワイワイガヤガヤと楽しそうにはしゃいでいる人達を目にすることができます。 アメリカだとバー、日本だと居酒屋のイメージが近いでしょう。小さいパブだと食事はなく、クリスプス crisps(ポテトチップス)くらいしか置いていなかったりもしますが、チェーン店などの大きなパブでは、ランチや夜の早い時間にも食事ができるようになっています。 私が行った「Shakespeare’s Head (Wetherspoon)」は、ロンドンのいたるところに店舗があり、お手頃なお値段ということで一人旅でも入りやすかったです。朝も7時か8時から開店しています。(曜日によって異なります)曜日ごとのランチメニューもありました。 Shakespeare’s Head /Wetherspoon 「JD Wetherspoon」という会社が運営するパブで、パブのブランド名がよく変わっているようです。看板のメインはShakespeare’s Headで、ところどころWetherspoonの表記もありました。名前を変更中のようです。 外がまだ明るかったので気持ち的に入りやすかったです。こじんまりとした外観というよりは、レストランみたいな広さがありました。 中はかなりガヤガヤとしていて、暗めの部屋なのですがファミレスのような雰囲気でもあります。もちろんカウンターで飲んでいる人もいます。 まず、自分で好きな場所を確保しました。真ん中ら辺のテーブル席を選びました。1人なので浮いてしまわないか心配でしたが、その必要もないくらい誰も気にしていませんでした。 カウンターで注文 ところどころ写真付きのメニューは、気軽な雰囲気をかもし出しています。メニューからハンバーガーとポテトがついたもの、飲み物にLemonadeをチョイスし、カウンターに行って注文しました。自分の席を伝え(指差した感じでもOKでした)、食事ができると運んできてくれます。 イギリスではレモネードというと、人工香料と炭酸が入ったスプライトみたいな炭酸ジュースをさします。私の写真では水のように見えますが、上にレモンがのっています。 そして、サイダーというとリンゴのお酒(シードル)のことだから飲めない方は要注意です。 ちなみに、アメリカやカナダでは炭酸無しの甘いレモンジュースになります。大英博物館で飲んだhandmade lemonadeって書いた飲み物は、炭酸は入っておらず、世界から集まる場所では違うのかな〜と思ってる次第です。それは酸味があってめちゃくちゃ美味しかったです。 会計は注文時 注文時にお会計は終わっているので、そのまま退散してOKです。お手頃な価格とあって、ハンバーガーの味はふつうな感じですが(フィッシュ&チップスが人気みたいです)、Wi-Fiもありますし、普通にコーヒーや紅茶もメニューにあるので、パブの雰囲気を楽しみに気楽に行ってみてもいいかもしれません。逆にゆっくり静かに飲むようなバーを望む方には向いていなさそうでした。 住所:Africa House, 64-68 Kingsway, London WC2B 6BG イギリスhttps://www.jdwetherspoon.com/pubs/all-pubs/england/london/shakespeares-head-holborn

Read more
マグナカルタ Magna Carta

マグナカルタ Magna Carta

マグナ・カルタ(大憲章)Great Charter of the Liberties は、ラテン語でMagna Carta / Magna Carta Libertatumといいます。というのも、原文はラテン語で書かれています。 イギリス市民の商売や税金に対する自由、や教会への関与をさせない(宗教の自由)などが示されていて、世界で初めて国王の権力を制限することになったものです。アメリカの憲法もこれを参考にしていたりするほど世界に影響を与えています。 マグナカルタができたきっかけは? 1215年のイングランドでは、ジョンという王様が重税など王権を振りかざす政治を行っていました。それに耐えきれなくなった貴族や市民らが、改善するように求めたのが始まりです。そして、その要求をまとめる形で書かれた文書を強制的に認めさせたと言われています。 この文書は初めて法的に効力をもつとされたものとして誕生しました。つまり、これ以前は法による強制はなく、このマグナカルタによって初めて「国王といえども法の下にある」という考え方ができ、民主主義の原点とされています。 現在のイギリス憲法を構成するものの1つとして影響があるものとなっています。 主な要求は・・・ 世界で初めて国王の権力を制限することになった次の5つが重要とされています。 2015年はマグナカルタ制定800年 2015年はマグナカルタ制定800年とあって、イギリスではいろいろな記念イベントが行われています。その一つ、マグナカルタシティーウォーキングツアー(Magna Carta and the City Walking Tours)は、マグナカルタマグナカルタの物語をロンドンの街を歩きながら学べるフリーツアー。 6月1日(月)~ 9月20日(日)までの限定で開催されます。 ブラックフライアーズ橋北側にあるブラックフライアーズ駅(Blackfriars Station)チケット売り場からam 11:00スタート。 ツアー内容:マグナ・カルタ制定のきっかけとなった、ジョン王と英各地の諸侯たちとの間で繰り広げられた課税問題についての熾烈な交渉の舞台となったのが、ロンドンのシティ地区にあるテンプル教会だった。かつては英国の政治における事実上の中枢部として機能していたというこの教会をコースに含む、マグナ・カルタ制定800年を記念した無料のウォーキング・ツアーが実施される。ツアーはブラックフライアーズ駅から始まり、シティ地区の市庁舎として利用されている「ギルドホール Guildhall」までの道のりを歩く ツアー内容原文:For a week in January 1215, King John was confronted by barons at Temple Church who demanded a […]

Read more
ロンドンのブルームズベリーBloomsbury

ロンドンのブルームズベリーBloomsbury

ひとり旅で宿泊することに決めた「グッドイナフ大学の学生寮」があるブルームズベリー(Bloomsbury)は、ロンドン中心地区にあります。(Booking.comで予約できます)大英博物館、ロンドン大学がある文教地区としても知られています。 大英博物館がある 大英博物館は年間700万人くらいの人が観光にくるといわれています。超広いです。なんと入館料:無料!写真、ビデオ撮影:OK!(フラッシュNG) ガラス天井のグレートコートが正面にあり、そこの螺旋階段を登るとすぐにあるレストラン(コートレストラン)もあります。アフタヌーンティーがお手頃価格で結構おいしいと評判です。 ただし、時間に注意してください。15.00–17.30だけでした。 前回行った時、11時くらいについたのだけど、メニューが出ていないし、ここで合ってるかなーと恐る恐る店員さんにアフタヌーンティーって言ったら、sorryまだだよって言われちゃった。仕方なく下の階のカフェ広場?(コートカフェ)みたいなところでマフィンを食べた。レモネードも売っていた。グレートコートはガラスのため、日差しが強いと結構暑い。若干温室にいるような感じ。もっと落ち着いた感じがよければクロークの奥の方にあるセルフサービスのカフェ(ギャラリーカフェ)もある。日が当たらないところにあっていわゆるカフェっぽい。セルフでパイ、ピザ、デザートなどを取っていくスタイル。 ロンドン大学がある ラッセルスクエアに本部がある。各カレッジはそれぞれ独立した別の大学でロンドン大学という大学が単体で存在する訳ではないらしい。 ラッセルスクエアがある 目の前にブラウンズウィックショッピングセンターがある。ここは、薬局やカフェなどがあり、近所の人がよく利用する感じらしい。ウエイトローズ(Waitrose)というスーパーがあって、自社ブランドのエッセンシャル(essential)というものが狙い目。安くておいしいのでお土産用としても人気らしい。日本でも売っているダッチーのショートブレッドも安く手に入る。 【ダッチーオリジナル】ハイランドショートブレッドダッチーオリジナルは、より安全で自然風味豊かな食品が作られることを願うチャールズ皇太子が設立した自然食品のブランドで、ショートブレッドはチャールズ皇太子の紋章が型押ししてあるクッキー。

Read more
ロンドン Tube: オイスターカードかトラベルカードか

ロンドン Tube: オイスターカードかトラベルカードか

ロンドンの移動に便利な地下鉄tube。日本のSuicaみたいな電子マネーとして、Oyster Card オイスターカードがあります。 オイスターカードとは オイスターカード(公式ページ)は青いカードで、Oysterと記載のある電子マネーです。黄色いのタッチ部分にタッチするだけで地下鉄の改札をくぐることができます。 日本のSuicaやPASMOなどの電子マネーと同じくチャージをして入金することができます。購入時はデポジットがかかります。 ビジターオイスターカード ビジター・オイスター・カード (London Visitor Oyster Card) オイスターカードはデポジットを払う必要があります。帰りに返却の手続きをする余裕があればいいですが、旅先なので難しいかもしれませんよね。 そんな時におすすめなのが、ビジター・オイスター・カードです。デポジットの代わりに返却不可の初期費用5£がかかりますが、有効期限はなく、観光地の特典もついています。普通のオイスターカードはシンプルな青いカードですが、こちらは絵柄も色々かわいいです。 ビジターオイスターカードの購入場所は? 残念ながら窓口では買えません。旅行ツアー会社から買うか、オンラインの場合英国政府観光庁オフィシャルショップのみとなっています。 オフィシャルショップの場合、配達なので余裕をもっての購入をお願いします。そして配送料もかかります! 出発まで日にちに余裕があって旅行会社が手配してくれるなら、ビジターがオススメですが、そうでない場合は現地で普通のオイスターカードを調達かトラベルカードのどちらかになると思います。トラベルカードは1日と7日用があって、それぞれ紙タイプとオイスターカードタイプがあります。 英国政府観光庁オンラインショップ私は3度の旅行とも普通のオイスターカードを利用して、1度目は帰国前にデポジット返却してもらい、2度目はそのまま持って帰りました。できればまた使いたい、またロンドンに行きたいなという願望からです。3度目以降は行けてないのでタンスで眠っています…在住者用なので、2年間利用しないとデポジット5£が戻ってきませんので要注意です! チャージしたまま1年間眠っているものが、総額で3億2100万ポンドものになっているよー、というニュースもありました!さすがたくさんの人が利用するロンドン交通。チリも積もればですね!Customers urged to claim £321m from dormant Oyster cards

Read more
ロンドン塔のカラス

ロンドン塔のカラス

世界遺産「ロンドン塔 Tower of London」。外壁は灰色の石灰岩で頑丈に作られている中世の城塞です。 実際に1回行ってみたところ、不思議な空間にすっかり魅了されました。私はその後2度(それぞれ別の年)も再訪しました。 ロンドン塔といえばカラスが飼われていることも有名です。初めていった時にそれを知らず、不気味に思いました。しかし、実は居なくてはならないカラス達だったのです。 ロンドン塔とは 入場時にもらえる冊子には、各国の言葉で説明してあります。 ロンドン塔はクラウン・ジュエルズを守る1000年の歴史を持つ古い城です。 それは堅固な砦であり、王家の宮殿であ り、忌まわしい監獄でもありました。王たち、女王たちはここから彼らの権力を示し、それによって社会を形成し、 私たちの世界に影響を与えたのです。 ロンドン塔公式ガイド と、日本語で書かれています。王家の宮殿と監獄、正反対のような場所であるロンドン塔。そのキャッチフレーズだけでも興味をそそられるのではないでしょうか。 なぜ塔なのか? By

Read more
ロンドンで学生寮に泊まるGoodenough College – University Residence

ロンドンで学生寮に泊まるGoodenough College – University Residence

2度目のロンドン一人旅。ちょっぴり変わった旅にしようと工夫した一つ。学生寮に泊まってみました。 泊まったところは、ロンドン中心部にある「Goodenough College」の学生寮です。 ここは「グッドイナフ大学」の学生寮なのですが、夏期休暇中に一般の人に解放されていて、ホテルと同じように宿泊サイトで日本語で予約できます。私はBooking.comで予約しました。(Goodenough College – University Residence グッドイナフ カレッジ ユニバーシティ レジデンス) ロンドンの中心部ブルームズベリーにあり、徒歩で大英博物館までいけるのでとても便利でした。 Goodenough College は1930年からある歴史ある大学ですが、泊まる宿は綺麗になっています。24時間対応のフロントデスクなので、チェックインの時間も気にしなくていいです。 ロンドンのブルームズベリーBloomsbury 朝食会場が素敵 ハリーポッターに出てくる風の食堂があり、自由に利用できます。 朝食はセルフでバイキング形式です。好きなものをとってその場で支払います。ワッフルや、クロワッサンサンド、フルーツ、ヨーグルトなどがあります。紅茶はトワイニングのティーパックで提供されますが、ミルクもたっぷり入れてもらえますよ。 お庭もあって、ホテルに泊まるのとは違った体験ができました。中庭にあるお庭もお花が咲いていて、とても素敵です。 なんだか、お城っぽい雰囲気のベランダです。 Single Room with Private Bathroom シングルのルームに泊まりました。ロビーの中や廊下などはビジネスホテルのような殺風景な雰囲気ですが、時折ドアなどが木造りだったりとおしゃれな雰囲気があります。 部屋には学生っぽいデスクと内線電話のようなものが置いてありました。 セーフティボックスや冷蔵庫もあります。風呂タブはなく、ガラス張りのシャワーのみでした。館内全域で無料Wi-Fiが利用可能です。 シャワールームも広くはないですが、綺麗でした。 アクセス良好 Goodenough Collegeから地下鉄ラッセル・スクエア駅まで徒歩6分、シアター・ロイヤル・ドルリー・レーンまで徒歩20分、大英博物館、キングス・クロス駅、大英図書館まで徒歩15分以内、ロンドン・シティ空港まで約13.3kmです。

Read more