アメリカに持っていけない物

※この記事は2016年の内容です。自分用に参考程度に残しておきます。審査基準は年々変更があるようなので、詳細は必ず最新の情報をご確認ください。
また補足として国内のBSEについては「農林水産省の牛海綿状脳症(BSE)関係」を確認ください。
2024年8月現在では下記の記載があります。

国内においては平成13年9月以降、36例のBSEの発生が確認されています。平成21年1月に確認された牛を最後に、国内で生まれた牛でのBSE発生の報告はありません。平成25年5月のOIE総会で「無視できるBSEリスク」の国に認定されています。


ーーー過去記事ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チョイスした日本食

・コーンスープの素
・かぼちゃスープの素
・ごぼうスープの素
・スープ春雨
・味噌汁の素
・即席生麺のうどん(エビ天入り)
・切り餅
・緑茶のティーバック

なんと、肉エキスが入った加工食品は全部、アメリカ国内へ持ち込み禁止らしいのです。理由はBSE(狂牛病)発祥国のそういった類は持ち込み禁止ということでした。

参考:JETRO米国入国時における 税関国境保護局による検査について 2011年

肉エキスが入った食材とは?!

肉エキスが入った食材とは、カレーを筆頭に加工食品によく含まれています。
お菓子ですらダメということです。

パンや特定の種類のチーズを米国に持込む事は可能です。
・・・・多くの調理済み食品は持込み可能です。しかしながら、アフリカ野生動物の肉やその他の肉製品を含むものほとんど、カレー、ブイヨン、スープミックスなどは持込む事が出来ません。原則として、調味料、酢、油、包装された香辛料、蜂蜜、コーヒー、茶は持込む事が出来ます。米は虫が寄生する可能性がある事から米国に持込む事を避けた方がいいでしょう。またいくつかの輸入食品は米国食品医薬品局の許可が必要になります。

米国大使館より抜粋. 食品(調理済み)の持込み http://japanese.japan.usembassy.gov/j/info/tinfoj-cbp-food.html 2016年確認

詳細はCBP INFO CenterのTravelers bringing food into the U.S. for personal use(英語)参照のこと

鶏肉(エキス)については鳥インフルエンザの関係からダメとする人もいたり、肉と書いてあっただけでダメとする人もいたり、担当レベルで異なるようですが、面倒は避けたいので持って行かないことにしました。

チョイスした中で、スープの素は全てチキンエキス入りで、スープ春雨は肉そぼろ入り、即席生麺は、なぜか原材料の一部に鶏肉を含むと記載がありましたのでNGです。美味しいえび天、わかめ入りと書いてあるのでてっきり魚介系だと思ってた・・・
(余談ですが、このうどん即席の割には生麺だし、卵を落とすとなかなか美味しくて気に入っています。)

というわけで、味噌汁の素と切り餅と緑茶が生き残りました。

素直に申告し、決して抵抗しないこと!

税関申告書(Customs Declaration Form)に嘘を書かない。
食べ物の欄に丸をつけ、何か物を申されたら英語でどういった物かを説明する。
担当者が難色を示したらすぐ諦める(没収)ことが重要です。

U.S. Customs and Border Protection Declaration Form.
英語版サンプル.pdf


担当者によっても違うし、特に最近はテロの警戒も厳重なので毎回同じようになるとは限らないので真面目に対応するように心がけましょう。

お弁当箱用にしようと思っているジップロックのスクリュータイプが場所取りまくりなので隙間を利用したいと思い・・・

このように箱から出して小分けして持っていくのはNGだそうです。

アメリカにもっていこうとしてボツになった食料

原材料が分からない物は全て没収・・・・おぉ。かさ張るけどちゃんと箱のまま入れてね!
隙間を埋める作戦、大失敗の巻でした。
ちなみに私のスーツケースは61L。。