アールグレイとは、紅茶の一種で「ベルガモット」という柑橘類の果皮を加えたものです。「アールグレイ」という味の紅茶があるわけではありません。茶葉の風味などにも左右されるので、結構ブランドによっても味が異なります。
基本的には柑橘系の香りで飲むとホッとするので、私は紅茶といったらほとんどアールグレイを飲みます。
もくじ
名前の由来は
イギリスの貴族であるチャールズ・グレイ伯爵が、中国からの贈り物としてもらった紅茶にベルガモットの香りを加えたことから、その名がつけられました。
アールグレイは、紅茶の中でも比較的軽い味わいで、香りが特徴的です。柑橘系の香りがとても心地よく、ブランドによってこの香りは異なります。女性に人気で多くのカフェやレストランでも提供されています。
香りはベルガモット
アールグレイの香りといえばベルガモットです。ベルガモットは、シチリア島原産の柑橘類で、レモンに似た香りがあります。この香りにオレンジを加えたものや、レモン系のもの、ローズを加えたものなどそれぞれ紅茶によって異なります。
配合によって香りが色々違うので、一口にアールグレイの香りといっても人それぞれイメージが違うかもしれません。変化球なアールグレイは、大抵はフレンチアールグレイや、レディグレイなど名称に少し変化を加えているものが多いのでわかりやすいと思います。
茶葉
紅茶のベースになる茶葉はさまざまです。ダージリンやアッサムなど、異なる産地の茶葉を使用してアールグレイにすることができます。そのため、茶葉のグレードやブレンドによっても、味わいが異なります。
すっきりしたアールグレイが好きな方はセイロンベース、どっしりした味わいがお好みなら中国茶ベース(キーマン)などのアールグレイが好まれるでしょう。
アールグレイを飲む際には、熱湯を注いで3〜5分間蒸らすのが一般的です。蒸らし時間は、茶葉の種類やブレンドによって異なる場合がありますので、パッケージに記載された蒸らし時間を参考にしてください。
アールグレイにミルク?
アールグレイは香りを楽しむ紅茶として人気があるためミルクは邪道だという方も多いようですが、ミルクティが好きな方には断然ミルクとアールグレイはおすすめです。
特に紅茶の専門店などでは、アールグレイにミルクをつけることを好まない場合があるのですが、負けじとミルクをお願いしますと伝えると、出してくれるところが多いです。紅茶はルールが難しいと思われますが、好みに応じて好きな飲み方をしましょう。
ぜひアールグレイを試してみてください。