退社後の健康保険について

退職すると税やら保険料やらで支出が多いのは分かっていたのですが、やっぱり多いですね・・・
朝から撃沈していました。;;

退職後の健康保険パターン

退職して次の職につかない場合の健康保険については次のパターンがあります。

  1. 今まで加入していた健康保険を任意継続する
  2. 国民健康保険(こくほ)に加入する
  3. 文芸美術国民健康保険組合(文美国保)に加入する
  4. 親の扶養になる
  5. 海外転出届けを出す(海外へ行く場合)

今まで加入していた健康保険を任意継続する場合

これは退職日までに加入するか決めなくてはいけません。
今まで払っていた分の約2倍になるということを聞いていましたが、念のため自分が加入している保険会社に確認してみるとやはりそのようでした。
会社員の時は、会社が半分負担しているので安くなるらしいです。

国民健康保険(こくほ)に加入する

大体どのくらいの金額になるのかを計算するサイトもあったのですが、市区町村によって計算方法が異なるのであくまでも目安にしかなりません。
素直に自分の管轄へ電話するのが一番です。

役所などに電話すると、待たされたり、色々質問されたり、自分で調べる方が楽に感じるんですよね。
でも意外とスムーズに回答が返ってきました。
私の場合、去年、一昨年の年収と退職日を告げるとおよその金額だけ回答してくれました。

文芸美術国民健康保険組合(文美国保)に加入する

聞きなれない名前ですが、フリーランスをしている方にはよく知られた保険のようです。
文芸美術国民健康保険組合の加入条件は下記。

文美国保への加入申込について
当組合は、文芸美術および著作活動に従事している個人事業主の方(小説家や画家等を職業として生業としている方)がご加入いただいている組合です。–日本国内に住所を有し、組合加盟の各団体の会員の方が対象です。

加入希望の方

イラストレーター、WEBデザイナーなどの方はこれに当てはまるようです。

親の扶養になる

親の健康保険の扶養になる場合、同じ住居でないとだめだということでした。
※保険会社によって異なると思うので必ず確認を!

退職して留学する場合

長期留学する人は、住民税(届けを出す前の年の分は後追いなので注意!)と国民健康保険も払う義務がなくなるので負担は軽減されるので、転出届けを出す方がいいかもしれませんが、もし健康保険に加入しておけば、海外で治療を受けた際の医療費の7割くらいが戻ってくる「海外療養費支給制度」が利用できるので期間などと合わせて考えた方が良いと思います。

※詳細や申込書は該当する国民健康保険のHP(療養費の支給などの項目)に記載があります。

あと、転出届けを出してしまうと日本の証券会社などを利用して、株式投資などを行っている人は取引ができなくなるので要注意です!
取引するにあたり、日本に住居があることが条件のようです。

ということで、いろいろな条件に合わせて選びましょう。私は普通に国保の道を選択しました。