ガラスペンのインクは?

ガラスペンを購入してみて、美しいデザインと滑らかな書き心地にはまっています。
使い出すといろいろと欲しくなるのがインクです。ガラスペンのインクは万年筆のインクと併用できますよ。

ガラスペン用のインク

ガラスペン専用のインクは水性インクが一般的です。
水性インクは、ペン先の滑らかなガラス上で良好に動作し、書き味が滑らかでクリアな文字を書くことができます。

専用インクでなくても、万年筆のインクでも代用できます。
墨汁やワインなどで書く人もいるようです。

ガラスペンはインクに浸すだけで、インクが吸引されます。
ガラスペンのペン先は細く滑らかな形状をしており、これによって毛細管現象が発生しやすくなります。

毛細管現象

細い管やキャップライナーのような細長い空間に液体が吸い上げられる現象を毛細管現象とよびます。
これは、液体が細い空間に入るとき、表面張力により液体が管壁に密着し、管内の圧力が下がることで起こります。

ガラスペンは、この現象を利用しているのでペン先からインクが垂れることなく文字をかくことができます。

手入れ

ペン先は細かいのでインクが詰まらないように、ペンを使った後はコップなどに水を溜めて、ペン先をつけて洗っておきましょう。使い終わってすぐなら、ちょっと水道水に当てるだけでも綺麗にとれますよ。

インクが手についた場合は、石鹸を使って洗い流しましょう。

ガラスペン専用のインク