セーラーインク:「凍空 ITEZORA」を使ってみた

セーラー万年筆からでているインクシリーズ「ゆらめくインク」シリーズの「凍空 ITEZORA」を買ってみました。

「ゆらめくインク」シリーズ

セーラー万年筆の「ゆらめくインク」は、「ゆらめくような艶やかな色の変化が楽しめる」というコンセプトのインクです。

なんと、時間の経過や書く紙によって色彩が変わります。
濃淡や滲みにも違う色が見えたりするので楽しいです。
私はイテゾラ 凍空 ITEZORAを買ってみました。

凍空 ITEZORA

セーラーインク ゆらめくitezora
セーラーインク ゆらめくitezora

「凍空 ITEZORA」はオフホワイトの用紙に書いて2日置いた色は、グレーのような黒っぽい色合いになりました。ちょっと写真ではより黒くみえるかもしれませんが、箱に書かれている色合い(青紫)とは違うカラーですね。

セーラーインク ゆらめくitezora
セーラーインク ゆらめくitezora

20mlの小さなボトルで、蓋がキュッとしまります。水性染料です。

セーラーインク ゆらめくitezora
セーラーインク ゆらめくitezora

セーラー万年筆 万年筆 ボトルインク ゆらめくインク 凍空 ITEZORA 染料 20ml 

開発の難しさ

「ゆらめく」シリーズのインクは、紙によって色が変化します。これは「インク工房224、252、280」を開発した際の試作色がヒントになっているそうです。

当時「色の変化が激しすぎて、通常の紙でも色が落ち着かず製品化が難しいのでは」という理由でそのインクは商品化されませんでしたが、このシリーズで見事製品化されました。

「ゆらめくインク」は、「ゆらめく」ような色を製品化するというチャレンジングのもと完成しました。最初はスポイトの1滴未満の調整でまったく違う色になってしまい、なかなか狙ったような色にはならなかったそうです。

そんなこのインクをいろいろな紙で試してみたいと思います。