無料フォトグラメトリーソフト「Meshroom」はNVIDIA のグラフィックカードが必要

写真から3Dモデルを作成する技術「Photogrammetry(写真測量法)」ができるAlicevisionの無料ソフト「Meshroom メッシュルーム」。blender用のプラグインがあるので使いたいのですが、残念ながら2022年8月現在macに対応していません

Unfortunately there is no official MacOS release. Here you can read more on the topic.

alicevision.org

やむを得ず家にあるwindows機にインストールしてみたところ、モデル化の計算をしている途中で「CUDA and requires an NVIDIA GPU」のエラーメッセージがでて止まってしまいました。

私のwindowsはまたまた残念ながらAMD社のRadeonなのです。「Meshroom」はCUDA対応のNVIDIA のグラフィックカードが必要ということですね。

To fully utilize Meshroom, a NVIDIA CUDA-enabled GPU is recommended. The binaries are built with CUDA-10 and are compatible with compute capability 3.0 to 7.5. Without a supported NVIDIA GPU, only “Draft Meshing” can be used for 3D reconstruction.

alicevision.org

DepthmapノードはNVIDIAのCUDAを利用する

CUDAとはNVIDIA社が開発提供している、GPU向けの汎用並列コンピューティングプラットフォーム(並列コンピューティングアーキテクチャ)または、プログラミングモデルです。

中国ではCUDAプログラミングのカリキュラムが全国の大学で導入されているほど注目されているものです。

NVIDIAのグラフィックカードを搭載していないPCでMeshroomを使いたい

どうにか利用したいと調べたところ、github(まだ下書きステータス)で次の記載をみつけました。

メッシュルームのバージョン2019.1.0以降では、Depthmapノードを使用せずに再構築できるため、Nvidiaグラフィックカードを使用する必要はありません(depthmapにはCUDAが必要です)。深度マップよりもはるかに高速ですが、結果のメッシュは低品質であるため、可能であればデプスマップを使用してメッシュを生成することをお勧めします。

As of version 2019.1.0 of meshroom, it is possible to do a reconstruction without using the Depthmap node and thus without the need to use a Nvidia graphic card (depthmap requires CUDA). It is much faster than depth map but the resulting mesh is low quality, so it is still recommended that the depthmap is used to generate the mesh if possible.

Draft Meshing

またまたエラー

試してみたところ、またまたエラーです。Meshingのところでとまってしまいました。

Meshroomのエラー
Meshroomのエラー

Stuck at meshingという投稿に似たようなエラー文字があったのですが、深みにハマりそうなので一旦解決することを諦め別のソフトを探します・・・

Blender エラー画面
エラー画面

結論としてphotocatchを使うことに

上記記事を書いた後に、photocatchでやってみたところなかなか良かったので、これを利用することにしました。