将棋が流行っているからやってみたいとはじめてみたものの、初心者向けの本を読んでもちんぷんかんぷん。
なんとかコマの動きは覚えたけど、どうやってコマを進めたらいいかわからなくて、そもそもの将棋の基本の考え方を理解したのでメモしておきます。趣味で楽しく将棋ができることを目指します。
もくじ
将棋の基本的な考え方
将棋は、相手の「守り(囲い)」を突破して、王様を取るゲームです。
どうやって「守り」を突破するのか、またどうやって自分の陣地(王様)を「守る」のか?を考えてゲームしましょう。
「守り」を突破できる状態とは?
将棋は相手の王様を相手より早く取るゲームです。これが大前提ですが、最初から王様を取ることはできません。なぜなら相手が守るからです。まずは、守りを突破しなければなりません。
守りが突破できるというのは、「自分の兵隊(王以外のコマ)の数が相手の兵隊の数より多い状態」です。
つまり、相手のコマが少ないところは相手の弱点(ここを狙う)となります。
突破するには、争っている箇所で相手の守っている駒の数よりも自分の攻め駒の枚数を多くすればよいです。
攻めと守りどっちをやる?
将棋は先手の方が絶対に有利なゲーム
ハンデがない普通のゲーム(平手)では、先方が1手先に指すことができるので、戦いの主導権を掴みやすいです。もし、自分が先手の場合は「攻め」をやる方が効率がいいです。
後手は1手分遅く指すので、先に指された相手の攻めに備えて守りを固める戦いになりやすいです。
大駒(飛車や角)は強いですが、単体で相手の守りを突破することは難しいことを覚えておきましょう。
攻めの基本:飛車、角、銀(1枚)、桂馬
守りの基本:銀(1枚)、金(2枚)
金は2枚とも守りに使い、銀は攻めと守りのそれぞれ1枚ずつ使うようにします。
1番最初の駒の運び
まず、戦いに挑む強い駒(飛車と角)の通り道を確保します。つまり、飛車の上の「歩」または角の斜め上の「歩」を進めていくように駒を運びます。そして、勝つためには自分の兵隊を増やす必要があります。
攻める側は、1番最初に犠牲になる駒が必要です。
まずは相手に取られるところから戦いが始まるのです。
そのために、相手の守りよりも多い数の「援軍」を必ず用意しておくのです。それでやっと相手の守りを突破できるようになります。
守る側は、相手が攻めてきそうな箇所に、あらかじめ自分の守り駒を配置しておくことが重要です。そして、もしその守りが成功して、相手が撤退したなと思えた時に、はじめてこちらから攻めることができるのです。
この後、「羽生善治のこども将棋入門 序盤の指し方」の「序盤とはなにか?」を熟読するのがおすすめです。
四間飛車か中飛車をやってみよう
初心者の場合は、四間飛車か中飛車だと相手の出方に関わらず自分のやり方を通しやすいのでおすすめです。
まず1個だけ先方を覚えてやってみて、「数の勝負」になるというのを実感していくことが大事です。そして、負けた原因が何だったかを理解することで将棋の腕があがっていきます。