
スーパーに売っていたみすゞ飴を食べてみた。今まで各都道府県の銘菓が並んでいる場所でこの寒天ゼリーを見たことはあったが、子供の頃食べたゼリーを思い出して、買うことはなかった。
グミとも違う寒天ゼリーは、グミみたいなかたさとはちがって、歯にゆっくりと入っていくような、羊羹より固くグミより柔らかいイメージだった。
ハリボーみたいな固いグミが好きな私は、寒天ゼリーに興味がなかった。
だけどある日、このみすゞ飴を5個くらいカゴに入れている人を見かけた。
これそんなに美味しいの?
もくじ
100年の歴史
国産の果実を寒天とグラニュー糖、水飴だけで固めて作られた寒天ゼリーで、成分表示の最初に記載されているのがフルーツだと気づき、買ってみた。
長野県の伝統的なお菓子で、なんと合成保存料、着色料、香料を一切使用していないという。素晴らしい。
厳選した国産完熟果実がいい!
あんず、ぶどう、りんご、ももは長野県産
うめ、さんぽうかんは和歌山県産
みすゞ飴は完熟果実にこだわり、一番美味しく香り高くなったタイミングで収穫したものを、原料にしているそう。
高品質な果物を使用することによって、着色料も香料も使わなくても美味しいゼリーができている。
着色もしてないなんてすごい!かなり綺麗な色してる。特にぶどうなんてしっかり紫色。
味の種類と個数はどうなってる?
スーパーで売っていたセロハン包装型の19個入りのものは、外装を通して見えるけど、パッと見た感じフルーツの味の個数に違いがあるように見えた。

思わず梅味が多そうなものを選んでみたけど、個数は決まっているのだろうか?果たして中身はこんな感じ。
左上からぶどう、あんずが3個ずつ。その隣りんごが4個に梅3個。黄色のさんぽうかんが2個で、桃が4個
甘さがちょうど良いおとなの味
フルーツがベースなのが分かる程よい甘さでお茶のお供にちょうど良い。子供の頃は分からなかった美味しさがここにあった。
といっても、砂糖に香料を使ったような寒天ゼリーしか食べたことがなかったせいかもしれない。
りんごならアップルパイの中身のようなジャムを食べてるような雰囲気になる。
モモは薄っすら優しい甘さ。さんぽうかんは結構甘くて金柑を煮たやつみたい。梅は桃より甘いけど酸味があって優しい甘さで1番好き。
そして次にお気に入りはこちらも酸味のあるあんず。ウメと同じくらいの程よい甘さ。ドライフルーツのあんずを思わせる風味。
オブラートは、バリバリ音を立てずにしっとりとまとっている。
これからもリピートすることに決定だ。