豊島屋 鳩ごよみのお味

鳩サブレーでお馴染みの豊島屋さんのお菓子、鳩ごよみという麩(ふ)焼き煎餅を買ってみました。

元々、京菓子の薄焼きの麩菓子みたいな薄甘のお菓子が好きで、これもそんな感じかなと惹かれました。

鳩ごよみ

しかも、1月から12月まで1枚ずつ違う味と可愛らしい鳩の絵になっているので飾るのも良しです。

写真は左上から1月→右上が4月、2段目左が5月、4段目右下が12月に並べました。

味がどれか分からない〜

箱の中にも外にも、公式ページにもでておらず、とりあえず色から判断してみることに、、うーん、白っぽいのが判明難しい。(早く正解が知りたい方はコチラ)

鳩ごよみ 裏面

そば粉が全月に

成分表を見ると、全部の月にそば粉がはいっています。素朴な味わいが好きな人におすすめです。

鳩ごよみ 成分表​とアレルギー
鳩ごよみ 成分表とアレルギー

食べた感触は

サクサクっ!とまではいかず、噛んだ後やや焼き餅の焦げた部分みたいなサクサクじゃないちょっと餅感の残る食感です。

まさにお麩という感じ。

裏に塗ってある部分だけに甘さがある感じの優しい味で特に8月の黒糖が美味しい!

薄甘なので、明らかに色から判断できる5月の抹茶と、2月を食べてみたところ醤油かなーという感じの、味の違いがはっきりあるとはいえないですが、風味が違ってそれぞれ楽しめるお菓子です。

何より鳩さんのイラストが可愛いらしいです。

ちなみに、7月の生姜と10月はごまだなっていうのは分かりましたが、4月は梅?って分かる程度に梅、3月と9月は薄アマだけどうーん何だろうってくらいの判断しかできず、色が白っぽい系の月が難しいですね。

はっきりした味を求める人には向いてないかもしれないです。イラストと薄甘い優しい味を求めら方にピッタリのお菓子です。

ゲームにして楽しむのもありですね。

毎月の味はこれ

店頭に出ていた正解の味はこちらです。

1月きな粉、2月醤油、3月メープル、4月梅、5月抹茶、6月味噌、七月生姜、8月黒糖、9月柚子、10月ごま、11月和三盆、12月白味噌

パッケージにもイラストが

こんな紙の箱に入っていて、上品な和紙で包まれているのでお渡し物にも向いていると思います。

この和紙を開けるときに注目なのが、留めてあるシールです。なんと鳩のイラストになっていて可愛い〜。

鳩のシールが!

箱を開けるとこんな感じで、とくに味の説明などのペラ紙はなかったです。

お麩とは?

おふというと、お味噌汁に入ってるイメージですが、定義はなにかというと、小麦粉のグルテンを利用して焼きあげたものをいいます。

下記は農林水産省のページにある説明です。

麩(ふ)は、小麦特有のたんぱく質であるグルテンからつくられる。原形は平安時代に唐から伝わったとされている。
麩が料理に用いられるようになったのは室町時代からと言われており、寺院の精進料理や茶会の懐石料理に使われていたようである。江戸時代になり商品化がなされ、焼き麩などに発展した。

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/traditional-foods/bunrui/kokurui.html

イラストでイベントが分からなかった月

ほとんど何となく分かるのですが、

(羽付き、豆まき、ひな祭り、花見、鯉のぼり、七夕、花火、七五三、除夜の鐘)

難しいのが、6月の梅雨と9月と10月でした。

9月は流鏑馬(やぶさめ)

馬に乗って弓を構える鳩さん

9月の行事は何だろうと思ったら、鎌倉といえばの鶴岡八幡宮で行われている流鏑馬(やぶさめ)のイラストでした。

鶴岡八幡宮では、9月に源頼朝公の時代から800年も続く伝統として流鏑馬が神事として行われています。

流鏑馬は日本遺産に登録されていて、狩装束(かりしょうぞく)の武士が馬で駆けながら3つの的を射抜くというカッコいいものです。

10月は薪能(たきぎのう)

能をする鳩さん 背後に薪も

奈良・京都に次いで長い歴史がある伝統の古典芸能である薪能は、野外で焚き火をたいた灯りに照らされながら能を演じます。

鎌倉では10月に鎌倉宮境内で行われています。鎌倉宮は、1869(明治2)年に、明治天皇の勅命により創建された神社です。