近畿日本鉄道によると、2024年秋(予定)に一般車両を導入するそうです。昭和40年代に製造した車両約450両について、利用状況により必要分を置き換える計画とのことで、4両×10編成 計40両が導入される予定です。楽しみですね。
もくじ
外観は?
公式発表(PDF)によると、「外観は、近鉄伝統の赤色をより鮮やかにすることで新しいイメージを創出します」とあるように、イメージ図ではかなりはっきりとした赤です。一般車両とあって、「ひのとり」のようなメタリックレッドではなく、マットな赤なのでしょう。
今走っている列車の色より近代的なイメージになるようです。
早く見てみたいですね。ただ、私はレトロな車両も半分、いや3分の1でもいいのでそのまま残して欲しいなとも思っています。もし1車両でも古いものが走っているとレア感もあって愛着が出ると思うのですが、メンテナンスも大変なのでしょうね。
さりと – 投稿者自身による著作物 CC 表示-継承 4.0, リンクによる
参考:ひのとり
内装
花柄の座席や木目調の壁が使われるようです。ピンクと緑の雰囲気が桜餅のような柔らかさがあります。通勤圏で利用する人でなければ、乗っているだけでちょっとした観光気分になれそうです。
投入される線は?
奈良線、京都線、橿原線、天理線 (以降他線区へも展開予定)です。
名古屋線が対象になっておらず、ガッガリしたとの声も上がっていました。奈良線は難波線とも接続しているので、奈良、大阪、京都の主要なところが対象ということになります。
奈良線
奈良線は、近鉄奈良駅と大阪をつなぐ路線です。
近鉄の路線図を見ると、両方同列で記載がされていますが「奈良線」が伸びた線で、運行上も奈良線と一体です。「大阪上本町」で路線名が変わり、「大阪難波」から「大阪上本町」までを「難波線」。「大阪上本町」から「近鉄奈良」までが「奈良線」です。
近畿でない名古屋が見捨てられているわけではなく、予算の問題じゃないのかなと思っています。
名古屋線は・・・
今回は残念ながら対象とはなっていないようですが、特急「ひのとり」のキャッチフレーズでは、「羽をのばして、大阪へ。名古屋へ。」とありますし、近鉄としても本来なら名古屋線まで新車を導入したいのではないかなと私は思います。「以降他線区へも展開予定」とありますし期待しましょう。