オンタリオ州議事堂(Legislative Assembly of Ontario)は、トロントのクイーンズ・パーク Queen’s Parkの真ん中に立っています。
1893年にロマネスク・リバイバルの様式で建てられているのですが、そんなところに桜が咲いているではないですか!
もくじ
オンタリオ州議事堂
日本から持ってきた桜!
ナイアガラツアーのガイドさんに教えてもらって見にきました。数は少ないながらもなかなかのものでした。
サクラ・プロジェクト
じつはこの桜、日本とカナダの友好の印だったんです。サクラプロジェクトという計画のもとに、色々な場所に植えられて、日本人がカナダでも桜をみて故郷を思い出すことができるというものだったようです。
さくらプロジェクトは2000年の開始以来、個人や企業から約8万3千カナダドルの寄付を受け、日本とカナダの友好の印として合計3082本の苗木がオンタリオ州内各所公園や大学などの公共施設を中心とした58か所に植えられてきました。….このプロジェクトは、両国の親善と相互理解促進に貢献してきました。
在トロント日本国総領事館 さくらプロジェクトが3000本植樹の目標を達成し終了
もともとは東京都民から送られた桜だった
しかもこのプロジェクトの始まりは、東京都民から贈られた桜がはじまりだったそうです。
ハイパークの桜は1959年に当時の駐カナダ日本大使が東京都民からの贈り物として2000本の桜を寄贈したことが始まりであり、その後のサクラ・プロジェクトによる植樹を含め、トロントの桜の木は日本とカナダの友好関係の象徴であること、トロント市が日本との経済関係や相模原市との姉妹都市関係など、日本との良好な関係を有する・・
在トロント日本国総領事館 開花を迎えたハイパークの桜・トロント市による記者会見
カナダに長く住んで日本が恋しい人にとっては、より懐かしく元気が出る存在になるのかもしれませんね。
私は観光でトロントに数日いただけなのに、それでも桜を見るとなんだか不思議な気分になりました。
しかも、こんなお城のような建物を背に見れたので余計に綺麗に見えました。
近くの芝生には可愛らしいリスも駆け回っていましたよ。
番外編
サクラもそうですが、異国の地で日本語をみると、
親しみが湧くというか、親近感があるというか、なんだか嬉しくなってほっこりしちゃいます。
日本が好きなのかなーとか思ったり。
日本語話せる人なのかなーとか。
この人遊び人なのかなーとか思ったり…それはないか。。。