グリニッジ天文台(Royal Observatory, Greenwich)に行ってきました!(2015年)
もくじ
世界遺産
1997年に「Maritime Greenwich (海洋グリニッジ)」として世界遺産に登録されています。川沿いの建物と、王立公園のGreenwich Park グリニッジパーク、グルジア時代とビクトリア朝の町の中心部からなります。
天文台はグリニッジパークの丘の頂上に位置しています。見晴らしがいいので、遠くにある屋根の先っちょが見えました。
河港都市グリニッジ
Maritime Greenwich World Heritage Convention
テムズ川の河港として発展したこの都市の建造物群と公園は、17~18世紀のイギリスの芸術上・科学上の寄与を物語っている。旧王立海軍大学校であった建造物は、クリストファー・レンの設計なるもの。公園には、レンと科学者ロバート・フックの作品である王立天文台(現海事博物館)が、建築時のまま残っている。
どうして世界標準時間ができたのか?
19世紀半ばまで、町は太陽が定めた現地時間に依存しており、ロンドンの時間はさらに西のどの町よりも進んでいたので、鉄道の時刻表の違いを詳しく説明する必要がありました。
鉄道が設立される前は、経度により現地時間が異なっても問題はありませんでした。馬より速い輸送手段や距離を越えた通信手段はなかったからです。
ところが、列車が誕生し混乱が生じます。
1日以内に国を横断できる鉄道網は、乗客が予定通りに出発しなくてはなりませんし時刻がバラバラだと事故にもつながります。
そこで標準時間が必要となったとされています。
Until the mid-19th century, towns relied on local time, set by the Sun, and the time in London was ahead of that of any town further west—hence the need to spell out the differences in the timetable above.
Before the railways became established, it didn’t matter that places at different longitudes kept their local time by the Sun. There was no means of transport—or communication over distance—faster than a horse.
A railway network, however, whose trains could cross the country within a day, needed standard time to ensure that passengers departed on schedule and, importantly, avoid collisions.
STANDARDISING TIME: RAILWAYS AND THE ELECTRIC TELEGRAPH
アクセス方法
私はDLR(Docklands Light Railway :自動運転の電車で、tubeと同じマークだけど水色)を利用し、「Cutty Sark カティーサーク駅」から歩いて行きました。
駅を出たら左に歩いていきます。
突き当たりを右に行って、最初の角を左折し、2つ目を右折した後、人の流れに沿って道なりに進むとグリニッジ公園に入れます。
中に入っていくと、国立海洋博物館があり、その裏側の丘を上がると「王立天文台(Royal Observatory」に着きます。
途中少し坂道になります。公園は広く、自然の中といった感じですが、迷うことはありませんでした。ほとんどの人が天文台を目指しているので流れができていたからです。
天文台は見晴らしがよく、さっきまで歩いていた公園を眺めることができますよ。
料金
天文台は有料です。大人16ポンド、子供8ポンドです(2022,9現在)
天文台の見物だけでなく、中に入ると子午線をまたいで写真にとるというのが人気です。