ロンドン自然史博物館 Natural History Museumは、ロマネスク様式を取り入れた建築物で、アルフレッド・ウォーターハウス Alfred Waterhouseというイギリスの建築家によってデザインされています。彼は、マンチェスター市庁舎とこのロンドンの自然史博物館のデザインで最もよく知られています。
もくじ
DippyとHopeのお出迎え
ディプロドクスの骨格のレプリカ「ディッピー(Dippy)」(1979年-2017年)はクジラに変わっています。136年の歴史の中で最大の変革の始まりとして25.2メートルの本物のメスのシロナガスクジラの骨格が次の主役に選ばれたということです。
シロナガスクジラは20世紀に狩猟されましたが、世界規模で絶滅の危機を救おうと決めた最初の種の1つでもありました。博物館は、持続可能な未来を形作る人類の力の象徴として、シロナガスクジラ「Hopeホープ」と名付けられたそうです。(Blue whale skeleton ‘Hope’ takes centre stage in Museum)
Dippyの移動の様子
Dippyは石膏でできたレプリカで全長26メートルもあります(Dippyの音声ツアーの内容)
100年以上の歴史を持つレプリカです(What’s new at the Museum: Dippy’s Day! It’s 106 years … – NaturePlus)。オリジナルの骨格はアメリカのピッツバーグにある「カーネギー自然史博物館」に展示されています。
くまのパディントンが出没した!
映画でもよく使われていて、あの有名なくまのパディントンも来ていましたね。悲しみのひとりぼっちになった後のあのシーンです。
ポアロ ベールをかけた女
アガサ・クリスティの有名な探偵エルキュール・ポアロシリーズ、「ベールをかけた女 Poirot: The Veiled Lady (1990)」の最終シーンはここですね。
ポアロがミリセント・ヴォーン夫人を助けるために推理していくお話です。
博物館のコレクションやギャラリーへの入り口である「ヒントホール Hintze Hall」が、ポアロ、ヘイスティングス、ヴォーン夫人の出会いの場として使用されています。
最後に犯人を追い詰めて、向かった場所はなかなか見応えのあるシーンでした。
アクセス
Cromwell Rd, South Kensington, London SW7 5BD イギリス