ハイブリッドテクノロジーズ【4260】(銘柄分析:2022)

長期投資をメインに短期投資も対象に銘柄分析をやっていきたいと思います。今回はハイブリッドテクノロジーズ【4260】の銘柄分析をしたいと思います。
これは自分用に分析したものです。投資するかどうかの判断は自己責任でお願いしますm(_ _)m

会社概要

2016年設立、2021年上場。決算は9月
ベトナム系のソフトウェア会社。Webアプリやモバイルアプリを通じてDX推進をサポート。ソフトウェアの開発、運用、保守をワンストップで行う。

時価総額

77.9億円。楽天証券の規模定義によると500位以下なので小型株に分類されます。まだまだ株価が上がる余地はありそうです。

株価

960円(2022/10/27)単元株は100株ですので96,000円から購入可能。比較的購入しやすい金額だと思います。

PER(株価収益率:1株当たり利益)

81.59倍
この数字だけ見ると割高だと思います。

PEGレシオ

1.1倍
成長性が高いグロース銘柄に使う価値がある指標です。ハイブリッドテクノロジーズはグロース市場の株なので、PERよりPEGレシオを重視したいと思います。こちらを見ると割高ではありませんね。
PEGレシオはPERを中期的な成長率で割った値で、が1を下回ると割安。2を上回ると割高といわれています。

配当利回り

0.0%
配当はありません。

流動比率

194.50%
100%を上まっているので安全性については問題ないと思います。

売上高の推移

ハイブリッドテクノロジーズの売上高の推移
売上高の推移

2019年からほぼ右肩上がりで成長していますので良好だと思います。

EPS(1株当たりの純利益)の推移

ハイブリッドテクノロジーズのEPSの推移
EPSの推移


EPSからは、企業の「収益力」と「成長性」を読み取ることができます。
数値が高いほど収益力が高く、右肩上がりに成長しているのが望ましいです。
計算式はEPS=「当期純利益」÷「発行済株式総数」
データが少ないですが、一応右肩あがりに成長していますので良好だと思います。

BPS(1株当たりの純資産)の推移

ハイブリッドテクノロジーズのBPSの推移
BPSの推移

BPSからは、企業の「安定性」を読み取ることができます。数値が高いほど安定しているとみなせます。
計算式はBPS=「純資産」÷「発行済株式総数」
データが少ないですが、自己資本比率も42.5%と高めなので、安定性に関してはクリアしていると思います。

ROE(自己資本利益率)の推移

ハイブリッドテクノロジーズのROEの推移
ROEの推移

ROEからは、企業が株主から集めた資本でどれだけの利益を出しているかを表す財務指標。毎年10%以上なら良好。もちろん数値が高い方が良いです。
計算式はROE=「当期純利益」÷「自己資本(純資産-新株予約権-少数株主持分)」×100
数値の変動が大きいのが気になりますが、毎年10%を超えているので一先ずクリアしていると思います。

ROA(総資産利益率)

2.6%ですので、普通ぐらいだと思います。
ROAからは、企業が株主から集めた資本でどれだけの利益を出しているかを表す財務指標。毎年5%以上なら良好。(業界によって異なる)
計算式はROA=「当期純利益」 ÷「 総資産」 ×100

PBR(株価純資産倍率:1株当たり純資産)

5.1倍ですので、割高といえます。
計算式はPBR=「株価」 ÷「1株当たり純資産」
低いほど割安、1を上回ると割高と言われています。

PSR(株価売上高倍率)

6.19倍ですので、割高といえます。
PSRからは、主にグロース銘柄の株価水準をはかる指標として使われています。
計算式はPSR=「株価」 ÷「1株当たりの売上高」 ×100

大株主

Soltec Investments Pte. Ltd. エアトリ、チャン・V.M EVOLABLE ASIA CO., LTD.など

まとめ

業績に関する各数値が今後の伸びしろを感じることができて良かったです。割高感がありますが、個人的には気になる優良銘柄と考えています。