金沢行ったらガスエビ食べよう

金沢で食べておきたいものとして、「ガスエビ」という、甘エビのようなエビがあります。
近江町市場や金沢港いきいき魚市で食べることができるので、ぜひ行ってみましょう。
濃厚で甘くって美味しいですよ。

近江市場で食べてみた

金沢市内の料理屋や寿司屋で食べることもできますが、近江町市場や金沢港いきいき魚市、時にはスーパーの店頭などに並ぶこともあります。

私は近江町市場で見つけて、立ち食いで食べてみました。甘エビのように殻は剥いてから頭付きで出してくれます。
ぷりぷり食感で濃厚な甘味でした。その場でプラスティックの上に乗せられたえびは、立ち食いでスルッといただけます。

近江市場でガスエビを食べる。

緑のつぶつぶした卵らしきものが下にあるのが見えてちょっと戸惑いましたが、ちょっとよけつつ口にいれると濃厚な甘味でとても美味しく、むしろその卵も美味しいと気づいて慌ててそれも食べました。

ガスエビとは?

ガスエビは正式名を「クロザコエビ」といいます。呼び名は地方によって変わるようで、金沢では「ガスエビ」と呼ばれています。鮮度を保つために、現地で食するのが通例のため、旅行などで行った際には食べてみると現地ならではの楽しみができるでしょう。

ガスエビは正式名を「クロザコエビ」といい、水深 150~400mの泥底に生息し、北海道 西岸から山陰で水揚げされる。地方によって通称は変わり、山形・鳥取・福井では「ガラエビ」(福井のみ「越前エビ」とも)と呼ばれている。水揚げ量が少なくすぐに鮮度が落ちることから、水揚げ地以外に出回ることはほとんどない。

金沢市公式ページ:ホーム>組織から探す>農業水産振興課>業務案内>歴史・文化財>食文化>金澤食文化100物語53. ガスエビ (PDFファイル: 19.0KB)

ガスエビは味はほとんど甘エビのような感じですが、食べる前の姿といえば、ぱっと見「茶色っぽくて、ちょっとなんだろうこれ?でもやっぱりエビだよね?」だよねみたいな雰囲気のえびです。

見た目に反して 「甘エビを凌ぐうまさ」といわたりするほど、地元の人に好まれているようです。
殻付きで塩焼きもよし、唐揚げや天ぷらとしても人気があります。金沢では、主に能登の底引き網漁で獲られたものが多いそうです。