味噌汁を作るのが意外とめんどう

お菓子を作ったりパンをつくるのは好きなのに、料理となるとどうしても面倒で、できればやりたくないと思う毎日。

決して大嫌いではない。むしろ、絶対に料理をしてはいけない禁止令がでたらきっと辛いかもしれない。

なぜ料理が面倒と感じるのか?

いったいどうして、料理に対していいイメージがないのか。お菓子作りやパン作りとの違いは何かを考えてみた。

  1. 献立を考えるのが面倒
    朝は毎日同じメニューで対処してるとしても、平日の昼と夜だけでも10回はメニューを考える。お弁当を作っている時は、さらに温めても美味しいものという制限つきで献立を考える
  2. 材料を揃えて洗うのが面倒。調理の部分?
    メニューよりもこっちの方が嫌かもしれない。野菜をしっかり洗ったり、お肉をトレーからだしたりすぐに料理したいのにできない。調理にあたるのか、皮を剥いたり茹でたりするのが面白くない。
    最近は手が荒れているので、手袋をしているのでカットするのもうまくいかなくていらいらしてしまう。
    →カット野菜などを使うのにも抵抗がある。外食やお菓子なども好きだから、せめて家で作るご飯に関しては、しっかり洗ったりしないと気になってしまう。この矛盾な気持ちもとてもストレスになる。
  3. 一汁三菜いや一菜にしたとしても味噌汁は結構面倒
    土井善晴さんが書いた本「一汁一菜でよいという提案(新潮文庫) Kindle版」を読んで、「そうそう、そうなの、味噌汁は立派な料理の一つ」と納得し、これからは一汁一菜にしようと試みて、「これで毎日の料理が楽になるわ!」と思ったのも束の間・・・この味噌汁がやっぱり曲者ではないかと思う。

味噌汁はやっぱり十分に主役級なのに・・

朝はパンかヨーグルト、フルーツみたいなのをルーティンで毎日同じにして、しかも単品。
昼は好きなメニューにする代わりに、夜はほとんど和食にするようにしているから、味噌汁が必要になる。

さあ、味噌汁を作ろうとすると、出汁をとるところから始まって、結局それをするということは、むしろ立派なメインではないかと思わせられるほど、意外に手間があるのに、これが夕食です!と毎日でてくるのに深く満足できない自分がいる。

もともと飽き性な私は、毎日の献立は種類が似通ってないものを満遍なく作るようにしている。というよりも、カレーを作ったら次の日もカレーを食べたくないだけなんだけど、作り置きメニューというようなものを利用したくない。その代わり、なんでも冷凍しておく。例えばカレーが余ったら、冷凍しておいて、カレーパンにしたり、カレードリアにいつの日かなる。

ということで、味噌汁がメインになれるのは、肉が入った豚汁くらいだと思うのに、メインと同じくらいの作業量と時間(沸騰させるのに気遣う時間とか)がいることを考えると、やっぱりこの味噌汁がないだけでもかなり楽になるとは思うのだけど・・・。

どうしても、美味しい味噌汁が飲みたいと思うからまた矛盾な気持ちでストレスになっちゃうのかな。

だしパックの利用

今までは昆布、いりこ、鰹節を煮出していたけど、「久原本家 茅乃舎だし」をもらって試してみたところ、自分でとったのと変わらないというか、味噌汁で飲むと分からないかそれより美味しいくらいで、なくなるまで毎日続けてみた。

久原本家 茅乃舎だし 8g×30袋

それがなくなったころ、ちょうど夏にさしかかり、昆布たちを煮る行為が冷房を相殺するような気がして、思い切って出しパックを続けてみた。

でも自分で買うのは、スーパーに売っている似たような出汁パックで比較的安価なやつ。
やっぱり出がイマイチだけど、夏だけと決めて続けていった。これだけでも楽だったけど、やっぱり高いものでないと、うどんの出汁などには物足りない。

涼しくなった頃には、出汁作りを開始。

昆布は手でちぎって、そのまま味噌汁で食べる

最近は、煮物用の比較的薄い昆布を乾燥のままちっちゃく手でちぎって、水にいれいりこと一緒に煮る。
そして、2番出汁を取らずに、昆布はそのまま食べて、いりこは取り出して冷凍することにした。

いりこはベーコンを炒めた時に出る油で炒めると結構美味しいことがわかった。