早寝より夜更かし力をつける?

睡眠。これは毎日必要なもので、私たちを悩ますもの。
いかに良く眠れるか、すっきり目を覚ませるか。昨日読んだ本、「働くあなたの快眠地図」にびっくりな事実が載っていましたので紹介します。

著者

著者は「角谷リョウ」さん。大企業から中小企業まで計120社、累計6万5000人の悩めるビジネスパーソンの睡眠をサポートされている(スリープコーチ)ということで快眠スキルが満載の本です。

誰もがすっきり起きれない事実

「あー、寝不足。昨日よく眠れなかった、起きたくない」と、布団からなかなか出られない・・・そんな日が多いのですが、読んでいくと自分だけが悩んでいるのではないんだなあとおもわせてくれる内容でした。

中でも実践しようと思ったのが、

「早起き、早寝」です。

いくら早寝をしようとしても寝る前の2、3時間は目が覚めやすく、しかも4ー50歳くらいから睡眠できる時間が減るというのです。そのため、歳をとったら「夜更かし力」が必要になるという。

若い時のまま、絶対に8時間を死守したいと思っていた私にはびっくりでした。

この記載に納得した理由としては、実際に夜早く眠くなり布団に入ったところで、考え事が始まってしまい、いつの間にか暗闇にも慣れ、目が覚めて全然眠れないのです。この状態を寝付きが悪くて困ると思っていたわけです。

ですが、それは普通のことだと。それがわかっただけでもストレスがなくなります。お年寄りは早くに寝て、寝れない寝れないと辛い暗闇の夜と格闘する。だからこそ、自分の夜更かし力をつけて寝れる時間だけ寝るように調節しなければならないし、夜更かしの時間にやりたいことを見つけないといけないわけですね。

(朝起きる時間から逆算して、例えば普段5時間で目が覚めてしまう人が7時に起きる場合は頑張って2時に寝るといいということになるのかな)

とりあえず起きる

誰もがなかなかすっきりと起きられない。
だからこそ、とにかく起きようとすることが大事なようです。ぼんやり寝ぼけていると、まだまだ布団にいたい。身体がそれを欲しているんじゃないかと思って日曜なんかに寝溜めしてしまいがちですが、そうではないんですね。とりあえず起きる。

血圧ではなく体温が関係している

そして、早く目を覚ますには体温の上昇が必要で、とりあえず起きたら軽く運動したり、お白湯を飲んだりして体温をあげるようにすると目が覚めるということでした。確かに部屋が暑かったりすると、寝苦しいですもんね。

働くあなたの快眠地図