日光旅行におすすめのプランのひとつに、中禅寺湖付近にある「華厳滝:Kegon Falls」があります。無料で見れるスポットもあるのですが、有料のエレベータで滝の向かいで滝つぼが見られる展望台(観瀑台)まで降りていけばもっと近くから見ることができます。バスで乗り場の近くまで行けるので、電車旅の人にもおすすめですよ。
もくじ
有料展望台があるエレベータ乗り場へ
1番華厳滝を間近で見るには、エレベーターで下に降りて行った展望台(観瀑台)まで行かないといけません。
エレベータは有料になります。
バス停から歩いてくると無料の展望台へ行く小道と有料の展望台(エレベータ乗り場)まで行く道に分かれます。
バス停から歩いてきて進行方向の右手の小道が無料展望台へ行けます。
左手に進むと、エレベータ乗り場の看板が見えてき、背後にはお茶屋さんも見えてきます。
普段なら何か食べたくなるのですが、朝ごはん食べたばかりで満腹だったので遠くから眺めただけなので写真なしです。
華厳滝エレベータ料金
エレベーターに乗るには、窓口で切符を買いましょう。
入り口のすぐ横にきっぷ売り場があります。
2023年秋に行った際は大人1人570円でした。
※直近の料金は公式ページで確認ください
トイレは入り口の外にあり
この建物の隣左側の奥にトイレもあるので、気になる方は入場の前に済ませておきましょう(マップ)。
100メートルのエレベータ
1930年(昭和5年)開業のこのエレベーターは、滝壺とほぼ同じ高さにある観瀑台まで岩盤の中を100メートル下ります。
所要時間は1分
30人乗りで約1分間で到着するので、列ができていてもスムーズに乗れると思います。
エレベータを出るとそこには滝ではなく、地下通路が広がっています。真夏でも15度とひんやりした涼しい空間が広がります。
階段があるから気をつけて!
地下通路は坂道で少し歩く距離があり、途中こんな階段もあり、完全なバリアフリーでないので要注意です。
地下通路の先には、「観瀑台」があります。
人が少なかったのでスムーズに進み、1分程度で着きました。
写真は傘をさしている人がいますが、これは滝の水ではなく、小雨が降っていたからなのです。
音がすごい!
渓谷や険しい岩壁に囲まれて華厳滝と滝壺を目の前に見ることができます。爆音と共に水しぶきが弾ける豪快な姿を見ることができます。
とにかく、音が肌で感じられるので楽しいです。周りが山に囲まれていて響くせいか、結構な迫力です。
ズームすると、かなり近い感じで撮れます。右下に青緑色の水が溜まっている部分も見えますね。
iPhone で観瀑台からズームなしで撮影するとこんな風に撮れます。
右の鉄甲子は避けて撮ることもできます。人気スポットなので人がたくさんいて、待つのが面倒なのでこんな感じになりました。
3倍ズームだとこんな感じ
それでも、3倍のズームで撮ればこのように滝壺(右下らへん)が見えます。
滝の高さは97m
日本三大名瀑(*)の一つにも数えられている高さ97mの大瀑布です。エレベーターが100mだったのが頷けます。中禅寺湖の水が一気に落下する壮大な滝を体感できます。
音がすごいので写真でみるよりも迫力満点です。
(*)他に和歌山県「那智の滝」、茨城県「袋田の滝」があります
滝壺を望める観瀑台は階段がある
上の写真にうつっていた鉄格子は、この観瀑台の一部で、実はここは全部階段で移動します。色々な角度から滝を見ることができます。
下の階にお土産屋さんがあったりする程度なので数段ですが、小雨が降っていたり雪の時は滑りやすいので注意しましょう。
お土産屋さんでは、牧場牛乳なんかも売っていました。
無料の方はどう?比較写真
音の迫力がすごかった有料の展望台の後に無料の方にも寄ってみたところ、比較するとやはり音も遠くで鳴っているし、1番違うのはしたら変の滝壺が木の枝に塞がれていて見えないところです。
ズームで撮るとこのように一見「おお、滝の写真撮れるじゃん」と思えるのですが、
それぞれの場所でズームした写真で比較すると、無料の場所でズームした写真(左:スマホ画面だと上)をさらにズームしたような写真(右:スマホ画面だと下)が撮れるくらいには違いますよ。
無料の展望台も全て階段
こちらも全て階段です。屋外駐車場みたいな雰囲気のところでした。
バスで華厳滝までの行き方
東武バスを利用します。最寄りのバス停は「中禅寺温泉」と言う名前です。そこから徒歩5分で滝まで歩いて行けます。フリーパスを持っている方なら乗り降り自由なのでおすすめですよ。
バス停の待合室の隣にトイレあり
東武バス「中禅寺温泉」駅には、屋根付きの待合室とトイレもあって安心です。
営業時間
営業時間は変動ありなので、事前に公式ページをチェックしましょう。