ロンドン一人旅があまりに楽しくて、「また行きたい!」と何度も思い返しました。
2度目の旅では、前回とは少し違う目線で街を歩いてみました。
その体験をエッセイにまとめたのが、「もっと自由に!2度目のロンドンひとり旅」です。
この記事では、本に登場する風景の中から、特に印象に残っている場所をご紹介します。
もくじ
再発見の旅
初回の旅行で見逃した魅力的な場所や観光スポットを訪れることで、新たな発見を楽しむことができます。
例えばビッグ・ベンやロンドン塔などは外観を写真を撮ることはしてても、国会議事堂やロンドン塔の見学ツアーまではやってない方もいると思います。
ロンドン塔はあの有名な夏目漱石が視察に行って旅行記を残している場所です。ツアーの前に「倫敦塔」を一読していくと、より旅行が楽しくなるでしょう。
2度目だからこそゆっくりと歴史の学習を兼ねて体験してみるのが良さそうです。
私の場合は、国会議事堂ツアーに参加してみました。ニュースで見たことがある「ちょっとだけ知っているロンドン」の風景に、なんだかちょっと嬉しくなりました。
“でたー!緑の長椅子」 これこれこれよ。これが見たかった。よくイギリスのニュースでみるやつ。当たり前だけどほんものかぁ。”
ローカルな魅力を堪能
地元のマーケットやカフェに足を運んで、ロンドンの日常生活を感じてみませんか?
最大級の蚤の市で地元の雰囲気を味わう
ノッティングヒルという高級住宅地で知られる場所で、最大級の蚤の市「ポートベロー・マーケット(portobello market)」に行ってみるのも面白いです。
ティーポットなどの食器が売られていたり、現地の人に混じってぶらぶら見てみるだけでも楽しいですよ。
“花柄のティーポットはどれもカラフルで、取っ手に19ポンドの手書きのタグがタランとぶら下がっている。落ちて割れないかと思うほどに傾いた台の上でぎゅうぎゅうに置かれた皿たちは案外に安定しているようだ。”
ここノッティングヒルは、冴えない書店主(ヒューグラント)とハリウッド女優(ジュリアロバーツ)のラブストーリーで人気のが高い映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台となったところでも有名です。
カフェ巡り:クリームティーを探す旅
ロンドンではアフタヌーンティーだけじゃなく、スコーンと紅茶のセット「クリームティー」というのを楽しめます。
ケーキやサンドイッチがないので、価格もカジュアルで、クロテッドクリーム好きにはもってこいのメニューです。
都市部からちょっとローカルなところまで足を伸ばしてみましょう。
芸術とエンターテイメントの幅広さ
ウェストエンドのミュージカルや演劇は必見ですが、美術館やギャラリーも魅力的。テートブリテンで現代アートに触れたり、国立美術館で歴史的な名作を堪能したりしましょう。
テートブリテンでは、ミレーのオフィーリアが貯蔵されてますよ。
日帰りで探索する周辺地域
ロンドン周辺には歴史的な場所や美しい風景が広がっています。ウィンザーやオックスフォードなど、日帰りで訪れられる場所で新たな冒険を楽しんでみましょう。
自然の中でリラックス
都会の中にも美しい公園が点在しています。ハイドパークやケンジントン・ガーデンズで、自然の恵みに触れながらのんびり過ごすのも素敵なひとときです。
2度目のロンドン旅行では、初回の印象とは異なる魅力を発見することができます。
おすすめはキューガーデンでピクニック
ハイドパークでランニングや、6月ならリージェントパークのバラ園の探索もいいですが、オススメはキューガーデンに行ってピクニックです。ポケットに入るくらいの小さな携帯レジャーシートなんかを用意しておくと便利ですよ。
電車で行けるので、ちょっとした旅行気分が味わえて最高です。実際この体験は、自分の本の表紙にしているくらい気に入っています。その旅の気持ちの模様は「もっと自由に!2度目のロンドンひとり旅」というkindle本にでご覧いただけます。
一部抜粋すると、
“そよぐ風が心地いい。より一層美味しく感じる。
お腹もみたったし、そろそろ寝るとしよう。
ゴロン。ウゥーッ。
「はぁー!!良い気持ちー」
遠くに人がいるくらいで近くには誰もいない。なんという贅沢なひとときか。 ”
こんな感じで、かなり羽を伸ばしてくつろげちゃいますよ。
郊外に足を伸ばして
ロンドンの電車といえばtube。それによく似たDLRという電車も利用すると行ける範囲が広がりますよ。
世界標準時のグリニッジまで行ってみるのはいかがでしょう?子午線を跨ぐことができたり神秘的な体験ができるはず。
多様性に触れる体験
異なる文化が交差するロンドンでは、さまざまなカルチャーに触れることができます。エスニックフードの食べ歩きや国際的なイベントへの参加で、多様性を感じてみましょう。