The Muffin Man Tea Shop で、スコーンとお茶のセット「クリームティー」をしてきました。
こじんまりとしたレトロな店内は、ほぼガラス張りで開放的な雰囲気です。
もくじ
クリームティー Cream teaとは?
お茶の習慣「アフタヌーンティー」の一種で、スコーンとクロテッドクリームとジャムに紅茶がセットになっているもの。「アフタヌーンティー」のケーキとサンドイッチがないバージョン。
ちょっと小腹が空いた時にもってこいです。
(この画像はクリームティーの例です。マフィンマンのはこちら)
from Brighton & Hove, United Kingdom – CC 表示 2.0, リンクによる
下の画像のアフタヌーンティーみたいな3段重ねではなく、お皿に乗ったスコーンとクリームにジャムが出てくるだけです。価格も手頃で、スコーン好きにはたまらないメニューです。
比較画像:アフタヌーンティー(1840年代初頭にイギリスで導入されたお茶の儀式です)
クリームティーの別名
「デヴォンシャーティー Devonshire tea/ デヴォンクリームティー Devon cream tea/, コーニッシュクリームティー Cornish cream tea)」とも呼ばれます。イギリスの南西部(左下の伸びたところ)にあるコーンウォール州とデヴォン州は、スコーンに欠かせない「クロテッドクリーム」の名産地で、その名をとってそう名前がつきました。
デボンといえば、アガサクリスティ Agatha Christie の代表作「そして誰もいなくなった And Then There Were None」。デボン州の孤島という設定です。そして、クリスティの生まれ故郷もデボン州で、よく紅茶とスコーンのシーンが登場するので確かにクリームが有名なところなんだろうなと思わせてくれます。
Muffin Man マフィンマンのスコーンはどんな感じ?
旅行前に本などで写真を見ても、どーみてもスコーンに見えなくて不思議だったのですが、実際にスコーンを見て納得です。
スコーンを割って、その内側を焼いているようです。
シャクシャクしてうまい!
見た目はトーストっぽいです。2015年当時、Devon cream tea 6.1£でした。これがこの店のクリームティーと言われるスコーンとお茶のセットです。イチゴジャムもついていました。ちょっとクリームが少ない気もしました。かなり勿体ぶってつけてます(笑)
表面というのか外側はこんがりや黄色がついて少し平べったい感じです。
クリームは暑いからか少し油分の薄膜がヒラヒラしているような感じでしたが、濃厚でとても美味しかったです。特に食事の時間制限はありませんでした。
営業時間
公式ページには営業時間が載っていますが、Temporaryとあるので変わることがあるかもしれません。夕方5時過ぎに行ってみましたが普通に営業していました。
OPENING HOURS
(Temporary Opening Hours)
Monday – Thursday 9:00 am – 6:00 pm
Friday – Sunday 9:00 am – 7:00 pm
持ち帰りOK
他のお客さんは残ったものを、To goって言って持ち帰りをお願いしていました。
キャッシュオンリー
アクセス
住所
12 Wright’s Lane, London W8 6TA
地下鉄tube「High Street Kensington ハイストリートケンジントン」駅から徒歩5分くらいです。
マフィンマンって名前が気になる・・・
なぜスコーンなのにマフィンマンという名前なのか気になりました。
マフィンはイギリスではイギリスマフィン、アメリカでは甘いいわゆるマフィン。
ここのお店は朝食にイギリスマフィンのセットなどがあって、元々はそういう軽食のお店がメインなのではないかと思います。
また、イギリスではマザーグースという童謡があって、その中にマフィンマンというものがあります。
これは職業を紹介する歌で、マフィンマンはマフィン屋さんで働いている人ということでした。歌を聞くと分かりますがビジネスマンも出てくるので、あーなるほどなと腑に落ちます。